ジョシュ・ドナルドソンが1年2300万ドルでブレーブスと合意!驚きの展開に
今季の豪華なFA市場の中でも、1,2を争う実績を誇るのがジョシュ・ドナルドソンです。
今期はケガに泣かさたため、マチャドやハーパーの陰に隠れる形となっていますが、実力は折り紙付きです。2015年にア・リーグMVP受賞、2015~17年で三年連続OPS.900越えを記録するなど、球界屈指の三塁手であることは間違いありません。
その為、複数年契約を手にすることは確実視されていましたが、早期にブレーブスと1年契約を結ぶに至りました。
Donaldson in agreement with #Braves on one-year, $23M free-agent contract, sources tell The Athletic. Deal is pending a physical.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 26, 2018
2300万ドルはドナルドソンの昨年度の年俸と同額です。
ブレーブスは契約を1年に留めることで、故障歴のあるドナルドソンを低リスクで獲得することが出来ました。一方、ドナルドソンは好成績を残せば、来年のFA市場でより大型の契約を結ぶことが可能です。
このような「腰掛け」の契約は成功例と失敗例があるので何とも言えません。昨季のロッキーズでのグレグ・ホランド(防御率3.61、41セーブ)は成功の部類に入りますが、今期のランス・リン(10勝10敗、防御率4.71)やマイク・ムスタカス(.251/.315/.459、28HR)は失敗と言わざるを得ません。
ドナルドソンにとってはややリスクの高い契約なので、来期の奮闘に期待したいです。
ブレーブスはさほど三塁を補強ポイントにしていた印象はなく、これだけ早いタイミングでドナルドソンと契約したのには少々驚きました。
今季正三塁手を務めたヨアン・カマーゴは内野3ポジションを守ることが出来る、ユーティリティ性の高い選手です。基本的にはドナルドソンが三塁を守り、カマーゴはユーティリティとして複数ポジションで起用されていくことが予想されます。
サードのグレードアップと共に、ロスターに柔軟性を持たせることにも成功した
ブレーブスの補強です。